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曜 terrace - 平戸アルベルゴディフーゾ
Hirado, Nagasaki JAPAN
懐かしくて新しい平戸の旅の玄関口
アルベルゴ・ディフーゾは、イタリアで生まれたまち全体をひとつの宿と見立てる分散型宿泊スタイルである。客室や食事処、フロントなどがまちなかに点在し、宿泊者は観光客としてではなく、その土地に暮らすように滞在する。空き家や歴史的建造物を活用することで、地域の風景や文化を守りながら、新たなにぎわいを生み出す。この度、長崎県平戸市で「アルベルゴ・ディフーゾ」の仕組みを導入する。
第一歩として、平戸市にある江戸時代に建てられた米蔵を、フロント・カフェ・宿泊施設に改修する。 米蔵がもつ樹齢200年の黒松の梁・柱を活かした空間構成とした。壁面には明るい色のしっくい壁を採用し、濃色の既存梁・柱との対比を生み出し、新旧の融合を図っている。 カフェに入った瞬間、吹き抜けからダイナミックな梁が目に入る。壁に柔らかく反射する光が空間を明るく照らし、心地よい風が抜けていく。 宿泊施設はメゾネットとなっており、階段を上がると当時のままの天井・梁が出迎えてくれる。壁面には平戸の海をモチーフとしたアートをしっくい壁で描いた。 懐かしくて新しい平戸の旅の玄関口として、歴史的建造物の趣を継承していく。現代の感性で再生された空間は、地域の記憶を未来へとつなぐ建築となる。新旧が響き合うこの米蔵は、平戸の風土と文化を体感できる、旅の出発点としての新たな場を創出している。
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